造成土
人の影響を非常に強く受けて、自然には見られない状態になった土壌。土壌群として、「人工物質土」、「盛土造成土」の2土壌群がある。
人の影響を非常に強く受けて、自然には見られない状態になった土壌。土壌群として、「人工物質土」、「盛土造成土」の2土壌群がある。
埋め立て、または大規模な客土、造成に伴う場所では、自然には起こりえない盛土などのため、普通に見られる自然状態の土壌と著しく異なる断面形態をもつようになる。
「人工物質」(家庭ゴミ、ビニール、プラスチック、鉱山廃棄物、鉱滓、家屋・ビル・道路などの瓦礫・廃材などの「人間が作った地球表層の自然界に元々無かった物質」)を断面割合で20%以上含む層の厚さが積算して25cm以上であるか、または土壌表面から25cm以内に、連続した不透水性の「人工物質」(コンクリート、アスファルトなど)が現れる土壌。都市域、工業地帯、道路、鉱山、廃棄物処理地などに分布すると考えられている